司法書士 小沢 崇– Author –
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遺言書の検認
遺言書があった場合には検認が必要 遺言書を見つけたら絶対に開封しないようにしましょう 遺言書の内容の偽造や改ざんを防ぐため、自筆証書遺言が見つかったら絶対に開封せず、家庭裁判所で検認を受ける必要があります。遺品の中から遺言書が見つかった場... -
【わかりやすく説明】遺言執行者とは
遺言執行者とは 遺言執行者とは亡くなった方の遺した遺言書の内容を実現する手続きを行う人のことをさします。 遺言執行者は必ず決めなければならないわけではありませんが、遺言を作成した人が亡くなってからはじめて遺言は効力を持つものなので、遺言の... -
認知症による銀行の口座凍結への対策
認知症になると銀行口座が凍結されてしまう 認知症等に伴い口座名義人の判断能力が低下したことが銀行などの金融機関に発覚すると、口座からの払い出しや振込み手続等ができなくなる「口座凍結」がされてしまいます。 口座名義人の財産保護を目的に口座凍... -
成年後見人(法定後見)の申立手続き
後見人決定までの流れ 成年後見制度は認知症や精神疾患等で判断能力が低下した人を保護・支援する制度であり、後見人は家庭裁判所の監督の下で被後見人に代わり財産管理や身上監護(療養看護に関する契約や介護施設などへの入所などのサポートを行うこと)... -
成年後見人になれる人とは
成年後見人とは 成年後見人は認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力が十分ではない人を法的に保護するため、財産管理や各種契約、生活支援をする人をいいます。 実は成年後見人になる人は特別な資格が必要とはされていませんので、成年後見人の... -
遺言の安全な保管方法
遺言書をどこに預けたらよいのか、どこに保管しておけば安心か、というご質問を受けることがあります。 実際に相続が開始されるのは自分自身が亡くなった後になるので、これから遺言を作成する方や遺言を作成した人で遺言の保管方法でお悩みの方は多いかと... -
遺言書と遺留分
遺留分とは 遺言では法で定められている相続分に関係なく、遺言を作成する人の意思に基づいて誰に、何をどのように承継させるのかを決めることができます。 一方、本来相続人になれたはずの人が遺言上で相続人ではなく、何も相続できないとなると大きな不... -
遺言を作成したほうがよい4つのケースとは
遺言書を作成しておいたほうがよい方 いつか必ず訪れる自分の死に向け、「終活」を行う方が増えています。終活とは「人生の終わりのための活動」の略で、自分自身が生きているうちに身の回りの整理を行っておくことを指します。 終活の代表的なものが「遺... -
株式や債券などの有価証券や自動車の相続手続き
有価証券の相続手続き 亡くなった方に株式や債券、投資信託などの有価証券があった場合の手続きでは、銀行の預貯金手続きと同様の書類の提出が必要となります。 書類としては相続届、遺言書(遺言がある場合)、遺産分割協議書(遺言がない場合)、戸籍謄... -
預貯金の相続手続き
銀行や信用金庫などの金融機関の預貯金の相続手続き方法 預貯金などの金融資産の相続手続きに特に期限はありませんが、相続税の申告・納税期間は被相続人が亡くなったことを知った日から10カ月以内と決まっていますので注意が必要です。 亡くなった方の預...
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